2019年9月19日 (木)
2019年9月19日 (木) 三重県亀山市
0時30分から2時20分まで、今日のルーティング。
ネットで調べると水口の先の三雲あたりにネカフェがあるらしい。そこでもいい。
大相撲動画を見て、4:15まで横になる。
5:35出発。
途中ローソンで朝食を買い、6:02加茂行きに乗る。
車中は蒸し暑く、2両編成のワンマン車両だ。
ボーッと外を見ていると、車内放送でワンマンがどうの、イコカがどうのと言っている。
ちょっと気になって、関に着いた時に運転手に聞くと、嫌そうにカバンから小さい紙と印鑑を出し、乗車区間と時間を書いて渡される。
それをどうしろ、とかいう説明もない。
関は無人駅で、ICタッチもなかった。
昨日、関からはJRで亀山に戻る予定だったので、コミュニティバスに乗らなければその時に気付くことができた。
6:08に関駅を出ると空腹でアップルパイを食べる。
昼間の関宿は静かだったが、早朝も変わらず静か。
7:03、坂下。
出典では宿場よりずっと手前の茶屋からの風景。またまた逆光申し訳ありません。
ちょっと道の屈曲とかが合っていない。
さほど険しくはないが、関~坂下間は山道で、これが静岡にあったような山あいの集落、という感じともまたちょっと違う。
山~集落~山というのではなく、ぽつぽつ小さい集落があり、比較的若い人も住んでいる。
国道1号がすぐそばを走っているからだろうか。
昭和に入って尋常高等小学校がこんな場所に出来たりする、というのは当時もっと人がいたということだし、それが保存されて周囲が市の文化施設になっていたりする、という経緯も知りたいものだ。
7:46、坂下宿。
ここからの山の風景のほうが広重の絵に近い、という方もいる。
ここまでざっと2時間。
ということは昨日歩いていればバスの終点のここには15時頃に来れている。
関に戻るバスは終バス16時なので、バスがちゃんと来れば距離は稼げた。
新居の失敗があるので、終バスが来ない恐怖には耐えられない。
それに仮に戻って翌日始バスに乗っても、ここに到着するのは9時半なので結局距離は稼げても時間は稼げなかった。
亀山で風呂に入ってて正解。
いよいよ峠に入る。ちょっと緊張。熊鈴は付けている。片山神社前でピーナッツのランチパックも食べる。
8:22、峠。地道を歩いたのは20分ぐらいだったろうか。
まったく峠ではなかった。
8:30、滋賀県入り。国道に沿って歩く。
9:53、土山。この絵もダイナミックだ。
すぐ近くの道の駅(あいの土山)でトイレ休憩。
なぜ「あい」と言うかはこちら参照。
いったいいくつ説あるんだ。
ここまで関から4時間で来れるなら、昨日日が暮れる前に到着している。
それにしてもすごい旅籠跡の数。
野洲川の橋の架け替えのために迂回するが、この「迂回」って何の意味があるのだろう。
旧街道をなぞるために、歩道橋を渡ったり、バイパス沿いに歩いたり、迂回したりする。
要は、今は道がないからということなんだけど、歩いていると「俺はいったい何のためにこんなところを歩いているのだろう」と思ってしまう。
興が削がれる。
いやいや、あなたは旧東海道を歩きたいんでしょう?と言われるとそうなんだけど。
部分的に電車とか使うことには全く抵抗ない。
でも迂回には抵抗がある。
昔の道を短く体験する、ことに抵抗なくても。
でも今回、5月と2回に分けて実行したことには後悔がある。
何をルールとするかは、人によって違う。
サタデーナイトウォーキングののぼり。
(よれてしまってすみません)
地元の力の入れようが伝わるわりにはググっても何も出てこない。
なにか興味あるー。
11時、少し早めの昼食でおにぎりを食べる。
12時、市場区自治会館前で休憩。
地図を見ると近くに「日本一のたい焼き」があったので、買いに行ってみる。
結構お客さんが来ていて、バイトもマニュアル化していたが、肝心のたい焼きは普通だった。
鳴海のほうがうまい。
宿場町だった大野村を抜けてひたすら長閑な田舎道を2時間歩く。
この標語の意味を誰か教えてください。
14時、やっとこさ、水口宿に入る。電車がある。これで帰れる。
それにしても、城下町の地図はちょっと雑でかなり迷った。
14:50、水口。背後の山の形などを参考に。
さあ、そろそろ歩き疲れたので休憩場所を探す。
しばらく歩くと、休憩場所がある。
左の道が街道で、右が休憩所だけれども…。
ここでは休憩できない。
どうしてかわかりますか?
もう少しモノを作るなら、役所は考えてほしい。
気を取り直して15時、北脇公民館前の階段で休む。
横になっていると下校の小学生が「オッサンが寝てる!」と盛り上がっている。
バイクのおまわりさんが「大丈夫?」と声をかける。
ああ、どこも居づらい。
15分ほど休んで、歩き出す。
16時、三雲のセブンでガリガリくんを食べる(トイレを借りたので)。
ネカフェに入るにはまだ早いので、もう少し歩こう。
ノンストップで18時までは歩ける。
となると石部か。
いずれにせよ、明日ゴールできそう。
明日夕方に雨が降るらしいので、なら少しでも今日稼いでおきたい。
手原…。遠い。
ひたすら平坦な道を歩く。途中、隊道のトンネルをくぐって、また歩く。
だいぶ薄暗くなってきた。
18時前、石部宿に入り、駅近くまで来た。
ここで上がるか、と思ったけど、気が付いたら駅を行き過ぎてしまった。
ままよ、こうなったら手原まで歩くか。
道は上道と下道に分かれるが、もちろん下道。
寝ぐせのような小山がかわいい。
下道は草津線に沿って走っている。
民家はなく、雑草が高く生い茂っている。
車から見えにくいはず。
薄暮だしね。
結構怖い思いをしながら20分ほど歩く。
夜道を歩かないという原則にもかかわらず、島田以来の夜道になってしまった。
なんとか19時前、稲荷神社を右折すると手原駅。
スマホを触ると19時過ぎに草津行きがある。
慌てて駅階段を登り、女性駅員さんに関駅でのトラブルを話そうとすると、疲れからか声がでない。
それでも途切れ途切れ話し、ICOCAを処理してもらって構内に入ると、時刻表を見間違えたようで行ったところ。
30分ほど待たないといけないので、トイレに行き、またアミノサプリを飲んで時間を潰す。
近くの栗東高校の女生徒だろうか。声大きすぎ。耳ガンガンする。
19:32に乗り、草津駅で19:43発琵琶湖線に乗る。
19:54、膳所着。駅からネカフェまで10分ほど歩くが、なぜか寒くて震え出す。やばい。
慌てて上着を着る。
20:08、入店。
ナイトパックの時間なので、混んでいるかな…と思ったら危機一髪だった。
20:52までストレッチしたあとシャワー。
しかしまったく食欲なし。
21:45から1:45まで4時間爆睡する。
2019年9月19日 (木) 46キロ 74,789歩
(距離、歩数ともレコード)
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