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2019年10月18日 (金)

2019年9月18日 (水)

2019年9月18日 (水) 三重県亀山市 

1時から2時20分までツイッター見たり大相撲をみたり。 

2:20からウトウトするが、4:20起きる。 

外は暗く、雨が降っている。
これはこれで、「庄野」に最適。
 
加佐登行きの始発は4:54だけれど、今日はどのみち関までしか行けないだろうし、もう少し小やみになるまで見送ることに。 
トイレに。
 
時間ができたので、久しぶりにネカフェの無料朝食を食べる。 
東戸塚で一度食べたきりだが、あいかわらずだった。 
 
6:15出発。雨は止んでいる。
 
途中ローソンでGパンほかを発送し、ぶらぶら駅まで歩くと6:32の電車に間に合ってしまう。
 
6:41加佐登着。6:53庄野。 
Photo_20191013161701 Photo_20191013161702

この坂道は、昨日さつき温泉に行く際、渋々登った坂だ。 

 

絵の風景を探している方は、庄野には坂はなく1号から宿場に降りる坂に言及されている。 
 
2019091806581

 
本当は、この坂の写真を撮ってさっさと引き上げようと思った。 
が、改めてこの宿場の入口に立って、昨日上った坂を見たとき、「あっ」と思った。

ここからは私の仮説だけれど、庄野宿は暴れ川で知られる鈴鹿川と安楽川の合流部にあり、氾濫はひどかったと思う。 
 
河川整備と併せ、1号を整備する際にも一定の高さは土留めとしても必要だったに違いない。 
 
だから当時、ここに坂があったかどうかはわからないが、比較的最近整備されたものだと思う。
 
一方、山側に上る坂は、庄野宿と高台にある加佐登の集落を結ぶ道であり、雨の氾濫時には旧街道ではなく、確実に加佐登側を通って亀山方面に抜けた可能性はないだろうか。 
 
絵に写っている上る駕籠かきと、下る農夫が、そのことを示しているのでは。
 
何より、宿場のどこからでもこの坂が見える。ちょっと確信に近い。

 
さて再び歩き出すと、庄野宿は短い。 
 
せっかく有名な絵があるのに、その場所を特定できないので、鳴海宿のように打ち出すこともできない。

雨が降ったこともあって、今日は久しぶりに涼しい。
 
7:42常念寺。 
 
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寺に掲げられた詩をのぞき込んでいると、寺の子が不思議そうに見てる。
 
  
雨がまた降ってくる。 
ちょうど井田川小学校の集団登校と重なり、不審がられる。

8:17井田川駅の待合室で休憩。 
8:45まで休んで、またまたキリンアミノサプリ。

亀山市に入り、栄町のファミマでたまごサンドを買う。
 
街道は高台になっており、城下町の様相。 
 
右も左も仏壇屋や蝋燭屋。 
カメヤマローソクは有名だけれど、これも昭和以降。由来はよくわからなかった。

それと、なぜ市の中心部が高台にあるのか。
 
関西本線は鈴鹿川と並行して走っているが、高台に城ができ、城下町ができた随分あとに、線路沿いが開発されたのかも。 

 
東町ふれあい広場でトイレを拝借。
それにしても、ここ10年ぐらいで公衆トイレが少なくなった。 
犯罪対策と、手間がかかるのが主な理由だと思うけれど、これは何を反映しているのだろうか。 
 
犯罪が増えているのだろうか。 
トイレが必要とされていないのだろうか。

10時、亀山城址がよく見える、たまり坂のベンチで休憩。 
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20分ほど休憩して城址を眺めると、ひょっとしたらここが広重の絵の場所じゃないかという気がしてくる。 
 
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珍しく街道を外れて、城址のそばまで歩いてみる。

また雨が降ってくる。10時40分、京口坂。ここは何も見えない。

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雨が強くなる。停留所の名前が旧精米所というのもなかなか。 
 
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11時、昼寝観音という名の寺を通過。 
Photo_20191013164701  
なんでも、西国三十三観音霊場の会合(?)に寝過ごして選から漏れた、というのが由来らしいが、トイレの提供までしてくれる。 
 

ありがたい観音さま。

雨も上がり、関西本線を越えると、鈴鹿川沿いを延々と歩く。周りに川しかないので、これはこれで心細い道。
 
12時、関宿入口。 
亀山と同じく、少し高台に上がっていく。 
 
関宿の整備は東海道でも絶賛されているが、ここ、両側は確かに街道っぽいけど、ほんとにここ? 
 
行けども行けども、いつもの街道筋。
 
10分ほど歩いて一里塚を越えると、電線は地中に埋められ、美しい町並みが出現する。
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それにしても、平日の正午に人はいない。 
 
週末前後以外は閉めている店も多い。 
 
このあたり、考えさせられるところだ。

12:20、腹も減ってきたので、一旦高台を降りてミニストップに行く。 
 
イートインでサンマ寿司を食べるが、イートインもさながら社食状態だ。 
 
車の移動中にここに寄り、車の中ではなくここで食べていく。

再び街道に戻る。12:40、関。

Photo_20191013164301 Photo_20191013164401  
 
このあたりまで来るとちらほら人影が出てくる。 
 
3、4人連れの学生と思しきグループが店を回っている。 
 
13時、休憩しようと街道を少し離れ、観光用駐車場の前で管理の方に写真を撮ってもらう。
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関支所まで足を延ばす。 
バス停の時刻表を見ると、13:17に総合保健福祉センター行きのコミュニティバスがある。
 
センターは今日の最終目標地だ。
 
今日、鈴鹿峠を越えるつもりは毛頭ない 
(関から水口までは最寄の交通機関がないので、途中で引き返すか、あるいは水口まで歩ききるかしかないから) 
 
だからと言って代替案があるわけではなかった。 
 
できればもう少し距離を稼ぎたかったが、鈴鹿に備えて今日はこれで上がることにする。

30分ほどバスに揺られたが、ほぼ記憶がない。爆睡してたようだ。運賃100円。安い。
 
センターには「白鳥の湯」という温泉施設がある。 
昨日のさつき温泉よりは小ぶりで屋内と露天の2つだけだが、これはこれで寛げた。
 
ほとんど地元の年寄りの寄合場所になっている。 
風呂が熱いのと、日焼けで5分浸かっては上がり、5分浸かっては上がりを繰り返す。 
 
時間はまだ2時台だ。なんと贅沢。

露天に7~80代の年寄りが4~5人でどこの医者に行っただの、そういう話を大声で20分ぐらいやっている。 
 
これが面白かった。 

15:07、これ以上いると茹るので出る。 
 
ロビーで九月場所を十両の終わりまで見て、15:55のバスで駅前方面に向かうが、ほぼ満席。 
 
これはコミュニティ「の」バスだ。

16:18、亀山エコーに帰ってくる。 
 
16:30、1回のコインランドリーに洗濯物を放り込み、2階のテレビ売場に行く。 
 
4Kで「京都人の密かな愉しみ」とか大相撲をやっている。 
 
17時からは外のベンチでツイッターをチェックしたりして時間を潰す。
 
17:30、洗濯物を回収し、初日のインパクトがまだ残る王将に。 
オーダーは初日と同じ炒飯と餃子だが、ここのは油っぽくて胃がもたれた。

17:52、昨日と同じネカフェに入店。 
 
昨日と同じ一番手前のブースに案内される。 
 
もう一度フロントに行って昨晩虫が出たことを言い、今度は一番奥のブースに気持ちよく変更してもらう。 
(結局虫はまた出たが)
 
 
管理上の理由だと思うが、ブースはメインの通路に近い席から埋めていくみたい。 
 
平日の夜はガラガラだもんね。 

最初に泊まった東戸塚の店員さんはいい人だった。 
 
「お約束はできませんが」と断ったうえで、「奥のブースのほうがドリンクコーナーとかから離れてて静かかもしれません」と言ってくれた。
 
たっぷり風呂に浸かったのもあって、18:30から21時頃まで寝る。 
 
一旦トイレに行くが、再び23時頃まで寝る。そのあと0時30分まで振り返り。

 
2019年9月18日 (水)  22キロ 33,122歩

 

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