« 2019年6月 | トップページ | 2019年10月 »

2019年7月

2019年7月20日 (土)

'Abbey Road' 50th Anniversary Edition、 直前対策!

Beatles_abbey_road1

 

さあ、9月26日まで2か月ですよ!お父さん張り切っております!
いま流布されている情報をもとに、直前対策をやってみます!
(ニュー・マスターと5.1には関心がないので割愛します)

 

①I Want You (She’s So Heavy) [Take 32 + Billy Organ] 2:47?

公表されたリストは、一応レコーディング順になっている。まずは2月22日のトライデントスタジオから。
たぶん、ビリー・プレストンのオーバー・ダブバージョン。

完成バージョンで聞けるのは前半のボーカルと「She’s So Heavy」以外の部分がテイク32から使用されている。
4月にジョージと重ねたギターやホワイトノイズ、ポールらのコーラスも入っていないテイクになる。

さあ、エンディングはあるのか?フェードアウトか?
惜しむらくはポール・バージョンも聞きたかった(あるなら)。

 

②Goodbye [Demo]

デモ、とあるので2月に録音したデモ。ということはブートで既発のアレか。

 

③Something [Demo]

2月25日のデモ、ということはアンソロジー・バージョン。がっくし。

 

④Ballad Of John And Yoko [Take 7]

ポールがドラムス、ジョンがアコギでボーカルを取るベーシック・リズム・トラック。
断片的に流出していたけど、フルで出たら嬉しい。

 

⑤Old Brown Shoe [Take 2]

4月16日か。ハモンド・オルガンの代わりにジョンのギターが聞ける可能性あり。

 

⑥Oh Darling [Take 4]

4月20日のライブ録りなら、演奏前からジョンをはじめとする楽しい会話が聞けるかも。

 

⑦Octopus Garden [Take 9]

Take2と8がアンソロで出ているが、出来の悪い8の次のテイクなので気合が入っているか。

 

⑧You Never Give Me Your Money [Take 36]

5月6日の最後のテイク。相当完成形のテイクが期待できる。
アンソロにこの曲のアウトテイクは収録されなかったこと、よく出回っているTake30ではなさそうなので、すごく期待している。
36が最後のテイクにもかかわらず、手元のブートに「Take40」がある(何が本当かわからないが)。
このテイクが「36」なら、2番目のセクション以降のハーモニーがすばらしいバージョン。
でも静かなオルガンの後(まだSEは入っていない)、サン・キングのイントロに繋がっているので、「Take40」ではなく7月に入ってからTake36にSIを行ったテイクなのだろう。

 

⑨Her Majesty [Takes 1-3]

これがすべて、というテイク。
ポールの簡単な挨拶とイントロからはじまるのでは。

 

⑩Golden Slumbers - Carry That Wait [Takes 1-3]

これもアンソロでは出てなかったが、ブートでは以前からTake13が出ている。
ストリングスもコーラスもないが、力強いポールのボーカルとピアノが聴けることを期待。

 

⑪Here Comes The Sun [Take 9]

7月7日の完成テイクはTake13なので、少し前のバージョン。
もちろんムーグもコーラスも入ってないはず。
この曲のアウトテイクはほぼ聞いたことがないので、これも期待大。
ジョージのギター・ソロも聞きたかった(あるなら)。

 

⑫Maxwell's Silver Hammer [Take 12]

アンソロではTake5が出たが、そのあと6~10が欠番となっており、21が完成テイクなので、少し変わったテイクかも。
あまり期待はしていない(笑)

 

⑬Come Together [Take 5]

アンソロで衝撃のTake1が出たが、完成テイクの一つ前のテイク。
テイク前のジョンの会話は流出している(十代がどうの、大嫌いな中年頭がどうの)

 

⑭The End [Take 3]

ブートで出回っているTake3はボーカルなし、ソロなし、もちろんストリングスなしなので、それならちょっとつらいなあ…。

 

⑮Sun King / Mean Mr Mustard [Take 20]

7月24日の35テイクのうち、20番目。
興味があるのはMean Mr Mustard で、まだピアノもベース音もタンバリンも入っていないはず。
フル・エンディングはロック・バンド(ゲーム)で公開済み。

 

⑯Polythene Pam - Bathroom Window [Take 27]

7月25日のベーシック・トラックだけど、興味があるのはブリッジ。
例のジョンがマル・エバンスに声をかけたりするフェイク・ボーカルが明瞭に聞けるかも。
前曲同様、特にバスルームはスカスカかも知れないが、かえってビートルズの演奏が堪能できたらうれしい。

 

⑰Because [Take 1]

出た。Take1。ハーモニーが入っていない可能性あり。
…それはちょっと辛いなあ。ロック・バンドの時にそれは流出したのだけど…。
「不満な方はアンソロのアカペラとミックスしてください」というメッセージだったりして(笑)

 

⑬The Long One [Trial Edit and Mix]

予想通りHer Majesty 埋め込みバージョンだけれど、いったいどの曲からどの曲まで収録するのか?
そりゃマネーからジ・エンドまででしょう、いや、それでは冗長だな。
サン・キングからバスルームぐらい?でミックスは?
ブートではずいぶん前からあるので、一回聞いたら終わりになっちゃうような。

 

⑭Something [Orchestral – Take 39]
⑮Golden Slumbers [Take 17]

すでにつぶやきましたが、8月15日のオーケストラだけっぽい。父に捧ぐ気持ちはわかりますが…。

 

というわけで、あと2か月はああでもない、こうでもないと楽しみですわ。

なお音以外では、付属本としてリンダが撮影したスタジオ・セッションでの80枚の未発表写真とケヴィン・ハウレットによる解説書が付くらしいですが、それまではこのYou Tubeでも見ていることにいたしましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=c3RCINjO92s

 

| | コメント (0)

« 2019年6月 | トップページ | 2019年10月 »